第0章 目的に合わせた機体選び
さて、ドローンを買って、飛ばすのは割と簡単な今日この頃。
ヨ○バシカメラの玩具売り場でも3,000円前後で小型のトイドローンが買えてしまいます。
なので「ただ遊ぶ!」だけでもよいのだけれど、どうせなら目的(何をしたい!)があった方が長く遊べるし、後になって「アレがやれたらいいのに」や「この機体じゃできないのかぁ」などガッカリすることも少ないかなぁと思うんです。
もちろん、高価な機体なら沢山の選択肢があり、沢山の機能もあり、できることは多いけれど、そんなにコストもかけられない。
最低限のコスト&最低限の機能を実現できる機体を選んでおきたい!
ってな訳で機体選びをどうしたかを書き留めたいと思います。
1.まずは、やりたいこと!
①プログラミングして自動飛行させたい!(割とネックなポイント)
②空撮したい!絶対譲れない!!
③外でも飛ばしたい!
④将来的にはFPVしたい!
自分の場合、最低限やりたいことは上の4つ。
外せないのが「①プログラミング」。
特段「モノを運びたい」とか「高解像度の映像撮りたい」とかは、今は望んでないです。
あくまでも初心者!
なので入門機であり、やりたいことも初心者レベルです。
経験を積むための機会であり機体と思って低コスト、されど最低限実現できる機体選びをしました。
2.機体の候補探し
1-①にも書いたけれど初心者でも「プログラミング可能な機体」ってなかなかない。
思っていたより少ない。
やろうと思えばC言語でもJAVA言語でも出来るようだけど、初心者には敷居が高い。
なので「DJI SDK」対応を公言しているか、専用アプリ(プログラム用)を提供しているメーカに絞られます。
◆第1候補「Parrot社製 Mambo Fly」
こちらはメーカからSDK(Parrot Drone SDK)が提供されていてプログラミング可能
です。
オプションにはアーム、キャノン砲など遊び心満載!オプションカメラで真下の
撮影も可能!
カメラ搭載、FPVも可能で機体性能も悪くない!
操縦モードを3モード切替可能です。(3mode:「Easy」、「Drift」、「Racing」)
・ドローンが初めての初心者向け飛行モード「Easy」
・アクロバティックな飛行モード「Drift」
・飛行サポートなしのレース用飛行モード「Racing」
段階を踏んでドローンの操縦を楽しめる仕様になっています。
操縦を段階的にマスターしていけるのは非常に嬉しいポイントです。
しかし、絶版が決まりメーカもトイドローンからの撤退が表明されたため、
已む無く対象外に。
メーカが撤退となればサポートもパーツも手に入らなくなる。
長いお付き合いができないと判断しました。
◆第2候補「Ryze Tech社製 Tello」
こちらは超人気の機体。お店でも売り切れていて即入手が難しい機体です。
なんと!Telloはドローンで世界シェアNo.1のDJIとIntelが技術協力をしています。
発売は2018年なので、しばらくはパーツの供給もサポートもあるだろうと判断し
ました。
DJI SDKでのプログラミングも可能です。
また、メーカで簡単なプログラムが出来るスマホアプリ(※1)を提供してます。
さらにFVPも可能です。
さらにさらに、ビジュアルなプログラミンが可能なScratch(※3)にも対応して
います。
※1:このアプリをサポートしているのは「Tello EDU」(※2)で、
一般の「Tello」と違っています。
小学生などからプログラミング学習が出来るよう作られた言語です。
詳しく知りたい方はWebで調べてみてください。
※2:Tello EDUは、そのTelloに機能拡張を行い開発された教育用ドローンです。
Telloで対応していたScratchに加え、Swift、Pythonといった複数の
プログラミング言語でプログラミングが可能。
※3:ScratchはMIT開発のコーディングシステムです。
3.Telloの準備
「Tello」で遊ぶために必要なものを確認しておきましょう!
と言っても、他のトイドローンと変わりません。
・Tello(本体)
お店で購入しましょう!
・スマホ(Tello本体の操作用)
Ryze Techホームページで対応機種を確認しましょう!
・Telloアプリ(操作用)
「Tello」Shenzhen RYZE Tech Co.Ltd
をPlayStoreからインストールしましょう!。
とりあえずこれだけあれば普通に飛ばすことが出来るでしょう!
ちょっと余裕があるなら予備バッテリーも準備出来るとよいと思います。
なんたってスペック上は連続飛行時間13分ですから…短ッ!
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