UDPヘッダのフォーマットとサイズの基本

ネットワーク技術解説

UDPヘッダのフォーマットとサイズの基本ーUDP(User Datagram Protocol)は、ネットワークの通信で利用するOSI参照モデルのレイヤ4に該当するトランスポート層のプロトコルの1つ。ここではUDPヘッダのフォーマットとサイズについて基本を説明しています

UDPの特徴

・通信相手の存在を確認しないコネクションレス型
・スピード重視の転送効率の良い通信方法

呼び方

UDPヘッダーを付与したデータの通信単位を「データグラム」と呼ぶ。

一般的には「IPパケット」や「TCPセグメント」などの呼び方にあわせて、「UDPパケット」や「UDPセグメント」と呼ばれる方が多いのであまり気にせず使いやすい呼び方で大丈夫。

トランスポート層

アプリケーションからトランスポート層に渡されたデータは使用するプロトコルにUDPを選択することでUDPヘッダーを付与します。

UDPヘッダのフォーマット

UDPヘッダの中には以下の情報が含まれています。最も重要な情報はどのアプリケーションと通信するのかを特定するためのポート情報です。

・送信元ポート
通信相手からの応答を受付するポート番号。返信不要の場合は0。

・宛先ポート
通信相手のアプリケーションを示すポート番号。

・データ長
UDPヘッダとデータ部分をあわせたサイズ(バイト数)が入る。

・チェックサム
UDPヘッダとデータ部分が正しいかチェックするために使用される。チェック不要の場合は0。

UDPヘッダのサイズ

UDPヘッダー全体のサイズは8byteです。信頼性を高めるための情報を排除して必要最低限の情報に絞られています。

それぞれのサイズは以下の通りです。

送信元ポート0~65535までの番号を表すために必要な16bitを使用する。
宛先ポート0~65535までの番号を表すために必要な16bitを使用する。
データ長65535バイトまでを表すために必要な16bitを使用する。
UDPヘッダの8byteが最小値となる。
チェックサム計算したチェックサムに16bitを使用する。
UDPヘッダの各要素のサイズ

参考リンク

イーサネットフレームヘッダのフォーマットとサイズの基本

IPヘッダのフォーマットとサイズの基本

ICMPヘッダのフォーマットとサイズの基本

TCPヘッダのフォーマットとサイズの基本


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