カプセル化(オブジェクト指向)

『カプセル化』とは、オブジェクト指向を構成する概念のひとつで、外部に不要な情報は隠蔽して必要な情報のみ公開することを指します。オブジェクト指向では『クラス』という仕組みを用いて関連する処理とデータをひとつにまとめて定義します。クラスを定義する際にそれぞれの処理とデータに「アクセス可能な範囲」を指定することでカプセル化を実現します。カプセル化により、クラスが設計者の予期しない形で使われることを防ぐことができます。